【びぃどろ講座】発信しよう発信しよう

だんらん作りの知恵袋, だんらん作りへのこだわり, びぃどろ日記, 未分類

私は今、毎日こうしてブログの記事をアップしています。とりあえず無理のない範囲ではありながらも、このペースは続けたいなと思っています。

今日はなんでこんなことをしているの?ということについてのお話です。

私の仕事を伝える

私が独立をしよう、起業をしようと本格的に考えるようになったのは去年の夏頃。決心したのは9月です。

その前からもフリーランスへの夢はあったもののなかなか踏み込めず、家族の反対もあり、子どももいるしと真剣ではありませんでした。まぁ、手堅い勤務の方が気が楽だったのが本音です。
しかし夏頃に色々と考えさせられる出来事あり、「もう勤務は無理だ。物足りない」と思ったところから、全くの無勉強だった中、独立をしたのです。

独立してからビジネスというものを本格的に考えるようになったため、本当に無知って恐ろしい・・・^^;という状態であることは、今でも変わらないのですが、「発信が大事だよ」と言われ、ブログという形で発信を開始しました。

そして気が付いたのです。

誰にでもわかって貰える文を書くことの難しさに…。

ブログって難しい

そもそもブログは誰でも読めるものです。ですからこの記事をご覧になっている方の中には、私と同じ言語聴覚士もいるでしょうが、全然関係ない職種の方もいると思います。利用者さんもいるでしょう。言語聴覚士を目指す高校生とかも見るかもしれません。遠い私の親戚も見てるかも?とか考えると、この「誰でも読める」ということの難しさってすごいんです。記事のテーマ、内容、単語、専門用語の有無などを考えると、なかなかまとめることができません。

それでもブログを書かなきゃと思っています。
なんでかわかりますか?

言語聴覚士…ってなに?

フリーランスとして活動を始めて感じたこと、自分の仕事、自分のやりたいことを人に伝えることの難しさです。

先日、とある研修会講師のご依頼を受けたのですが、一般の方向けのセミナーで参加者40名。参加者の年齢層は高く60歳以上の方を中心としていました。
そこでセミナーの冒頭のご挨拶の時に、「言語聴覚士を知っている人!?」と質問をしたのです。

そこで衝撃を。
なんと3名!!??
1割未満!!??
(・□・;)

ちなみに私の暮らす山口県。人口比でいえば言語聴覚士の数は決して少なくありません。県士会も一般社団法人化され、地域活動もそれなりにしています。それなのに…名前すら知られていない事実に驚愕したわけです。

伝わらなければ言っていないも同じ

言語聴覚士という単語のマイナーさを目の当たりにした私としては、これは解消しなければならないことだと感じたのです。

Facebook、TwitterなどのSNSを利用するようにしていますが、そこで初めて、色々な言語聴覚士さんが発信されている様子を見ました。
あぁこんなに全国には発信されている言語聴覚士の先輩がいたのか。知らなかったな…と気づいたのです。

でも、あれ?
そう、同業者の私も知らなかったんです。
発信している言語聴覚士さんがいることを。

同業者ですら知らないんだもん。
一般の方々が知らなくても当然。

じゃぁ、発信しないと。

そう感じました。
そして、伝えるには記事が多い方がいい。
毎日記事を書こう。

それがこの発信のスタートです。

専門的ではなく普通のことを

私の記事には、あまり専門的なことは書かないようにしています。それは私が専門的なことに対して知識がさほどないからです(^_^;)
それに、専門的なお話をしてくださる方々は私でなくても、たくさんいらっしゃいます。けれどそれを読むのは、その専門的な話を求めている一部の専門家だけなんです。
だったら私は、それを広げる役割を担ってみよう。言語聴覚士ってこんな仕事ですよ、言語聴覚士の扱う領域ってこんなことがありますよ、訓練のときこんなこと考えていますよ、リハビリテーションってどういうものですよ。そんなたくさんの話を、誰でも読める言葉で表現する。
これが私の発信なんだと思うのです。

はなすこと たべること

「はなす たべる だんらんする」をモットーとしたびぃどろですが、まだまだ私のしていること、できること、したいことを十分言葉に直せていません。これはこれからの大きな課題です。

でも「だんらんを作る」っていうことの大切さ、これはなんとなく誰にでも伝わるはず。びぃどろの発信を受けて、家族や大切な方とのだんらんについて考えられるきっかけになる人が一人でも増えるなら、この発信にも充分な意味があるのだと思うのです。

【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。

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