どういうわけか、私はいつでもバタバタしている。寝る時間以外、のんびりまったりということをあまりしていないような気がする。ふと、私の1日ってどんな感じだろう?と思ったのでまとめてみた。
朝活スタート
私の朝は5時から始まる。これは子供が生まれて、育児休暇から復帰した頃からずっと続いている。一般的には早い方なんだと思うけれども、家族の出発時間などから逆算すると、この時間に起きないといけないので起きている。
朝起きて、着替えて化粧して、読書やネットサーフィンをする。この時間は朝活というか、趣味タイムと決めているので、勤務の頃から変わらない。
朝活の時間が終わるとお弁当作り。私の主人は、私とおなじ言語聴覚士であり、病院勤務。「言語聴覚士あるある」だと思うけれど、昼食時間は評価の時間であることが多く、スタッフルームで食事をするのは、他のスタッフより1時間程度ズレがち。そのため、売店で売っているお弁当も残り物になることが多いため、それでは余りにも心配だと思い、毎日お弁当を作るようにしている。
そんなわけで、朝活タイムが終わるとお弁当と朝ごはんを作る。30分もすると家族全員起床するため、それまでにドタバタとつくる。
起床後は主人や子供たちが身支度を始める。子供が幼い頃は「ママがいい〜」と泣き出すので、それに応じることを思うと、子供の起床までにやらないといけないことは意外と多い。
朝食を済ませ、片付けをしているうちに、主人や子供たちがそれぞれ出発する。ここまでは戦争。そう、育児は戦争だ(笑)
私だけになったらようやく掃除をする。掃除は割と好きで、1日のルーティンにほぼ入っている。特に玄関とトイレは毎日するという私なりのこだわりがあり、その2箇所はやるようにしている。なんとなく玄関とトイレには神様がいるような気がしている。
トイレの神様って歌があったなぁ、と思いながら、掃除をする。
私が勤務をしていた頃は、ここで私が出発していたけれど、今は勤務はしていないので、このままパソコン作業などに入ることがほとんどになった。
終わりなきパソコン作業
ご存知の通り、SNSなどでのアウトプットをひとつの仕事としている以上、パソコン作業は1日の大きな時間を占める。
- ブログ更新
- Twitter更新
- Facebook更新
- Youtube動画の作成・編集・アップロード
- 施設提出用の書類
- ホームページ更新
- スケジュール確認
だいたいこれを毎日やっている(動画は週1回だけど)。この時点で私は一体何屋さんなんだろう・・・?
オンライン相談・指導
オンライン相談室の予約は午前中が多いので、基本的にパソコン作業をしていたらあっという間に時間がくる。
逆に戸別訪問の場合は、午後や夕方になることが多い。その辺はスケジュールと睨めっこ。
そして昼食時間になると基本的に施設指導が入るため、市内の施設へ出かける。そして食事のアドバイザーなどを行っている。
オンライン相談室→施設指導→戸別訪問
この3つが重なることは、今のところほぼないけれど、この内2つが重なったり、施設指導が複数施設でハシゴになることはしばしばあるため、それを毎月スケジュール帳で調整するのが意外と大変だったりする。
家事タイム・母タイム
子供の帰宅時間が近づくと、スーパーに行く。料理が好きなので、その辺は気分転換になる。最近、頻繁に行くスーパーを変えて、そこがレジの仕組みが少し変わっているので、新鮮で楽しいとさえ思っている(笑)おかげで頻繁に行くようになる(笑)
子供たちが帰宅したら、明日の準備をしたり、子供との時間をとる。とは言っても、ほとんど夕食作りにとられるけれど。
勤務していた頃は、5時まで仕事で、なんとか5時ダッシュしたとしても、子供達を迎えに行ったりしているうちに帰宅は6時すぎ。それからご飯を作って〜なんてしてたら、本当バタバタだった。今は1時間半は早く自宅に揃うことができて、ゆっくりできていることが嬉しい。
母としての働き方
実際問題、起業するなんて、普通オススメするようなものでもない。けれど、私にとっては「物理的に拘束される時間が極端に減った」ということは本当に貴重だ。
子供の行事があれば、そこに仕事を入れなければいい。急な発熱などにも対応しやすい。
こういう働き方は正直ありがたい。
もちろんこれができているのは、契約をしてくれる施設が複数あったからに他ならない。私のことを必要としてくれる施設があるなんて、私は本当に恵まれていると思っている。
ちなみに私は非常勤・パートも一切していない。それを打診されたことは何度もあるけれど、全てお断りしている。それは結局のところ「時間拘束が大きい」というのが1番の理由。定期的な用事が入れば入るほど、私のパソコン業務に費やせる時間は少なくなる。そうするとアウトプットの量が減少する。そうなると、個人の依頼は絶対に減る。
私、「びぃどろ」が何をしているのかをきちんと発信する、つまり「広告」のための時間を十分に確保することは、非常に重要であり、そのためにはある程度施設の契約も自分なりのルールを設けている。現在契約していただいている施設は、それを理解してくてれいるので本当に感謝しかない。
何がしたいか
結局のところ、何をしたいか・いくら稼ぎたいかという点になるのだと思う。
女性の場合、旦那さんがある程度稼いでいて、補助的に収入が欲しいのであれば、パートとかでいいなと思うのも実は本音だ。それでも起業した私は「やりたいことがある」という明確な理由が主体で動いている。そして「お金に執着がない」という点も実は大きいと思っている。
私が起業することにしたときに2人の先輩からそれぞれ言われたことがある
1人は私に「いくら稼ぎたいの?」と聞いてきた。私は「今の収入程度で十分。お金持ちになりたいとか思ってない」と普通に答えた。結構驚かれた。
もう1人は、起業を心配する私に「大丈夫、大丈夫」ばかりいうので、「なんで私が起業しても大丈夫と思うの?」と尋ねた。そうしたら「お金への野望が先行していないから大丈夫」と言われた。
実はこの考えは大切だと思っている。結局「お金を得る」ことにこだわってしまうと、やりたいことよりも目の前に提示された金額に飛びついて、契約してしまう。そうなると、結局はやりたいことはできないし、自分のやりたいことを「広告」するための時間がどんどん取れなくなる。そこがいちばんの問題なんだと思う。
やりたいことだけを、存分にやるために、その時間を得る工夫をしている。
私の働き方の軸はここにある。
そしてこの「やりたいこと」というのは、対利用者だけではない。家族のためであったり、何より自分のためだったりする。
自分のため、自分を磨くための時間。これを作ることを大切にしないといけない。日々そう思って、私は1日を過ごしている。
正直、「自分を大切にする」ということに対して無頓着だった時期がある。だからこそ、自分を大切にする時間を作ることには、少し欲張ってみたいな、と思い始めている。
きっと働き方はこれからも変わるけれど、大切にするものを見失わないようにやっていきたい。
【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。
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